Sデスパレキリカ青単
こんにちは、キリカが好きすぎてクソデッキを量産したはやです。
風の噂で「敵ターンエンド時キリカが出た後アトランティスナイトを2回使うとターン開始時に場が5枚CP7の状態だから、手札さえあればアブソリュートアークが使える」という話を聞いて、青単海洋キリカしたり緑単キリカしたりと様々なキリカを使ったクソデッキを作って参りました。何が参ったってオーブが割れて参った。
……そして、私は真理に気付きました。
ノアゾディアなんて狙うより最速でキリカ出して殴ってた方が勝てる……と。
たどり着いた境地:Sデスパレキリカ
このデッキは相性が露骨に出るスピード特化型のデッキです。
こういうとちょっとスマートに感じますが、人はそれをガイジデッキと呼びます。
デスパレを3連射して最速でキリカの特殊召喚条件を満たした後、お馴染みの青の強力な除去札を使って除去して殴る。デッキの中身調整も何もないシンプルなデッキです。
マリガン基準
先攻:デスパレート+2CP以下の青ユニット(+軽減用青ユニット)
後攻:デスパレート+2CP以下の青ユニット
となっています。分けて書いてるけど同じことしか書いてないな?
基本的な勝利の流れ
以下の流れを取れば、勝てる相手には押し勝てます。
勝てない相手には負けます。
- デスパレートを3回使用する
- 相手を除去してキリカで殴る
- ターンエンド時キリカ3体を撤退する
- 相手が事故るのを祈る
あまりにも書くことがなくてフェーズに事故を祈るパートができちまった、どうしてくれる。
デッキ構成要素
このデッキは、以下の要素で構成されています。
- キリカと数合わせの忍者たち
- デスパレート
- デスパレを踏むためのユニット
- 除去カード
- メタに対するリカバリ手段
- 手札補充
- ポイント調整枠
1.キリカと数合わせの忍者たち
キリカを召喚するために最低限必要なユニットです。
本当の最低限であれば実は3種9枚でいいのですが、投入されることが多いメタカードである盗賊の手を1回踏んでもいいように、12枚あった方が安心です。
選出基準はポイント。忍者ユニットたちはあまりにも虚無なので、生贄以上の役割を求めてはならないのです。
2.デスパレート
このデッキの核。
インターセプトがこのカード3枚だけであれば、デスパレを使った時に必ずデスパレを引きます。
この特徴を使って忍者を最速で9枚墓地に叩き込んでキリカ蘇生で攻勢をかけます。ほかにも、弱いポイント稼ぎのカードを確実に墓地にぶち込んだら後は強いカードしかデッキに残らないよねというデッキ圧縮的にもかなりGOODです。
3.デスパレを踏むためのユニット
コスト1〜2のユニットたちです。
特筆すべきはアイオーンで、彼女は1ターン目は1CP、2ターン目は2CPなので、ちょっともったいないですが必ずデスパレを踏めるという特徴を持ちます。
後攻1ターン目にデスパレと1CPユニットと2CPユニットが揃っていた場合、軽減デスパレ軽減デスパレという動きで下手すると2ターン目からキリカ1体湧きを狙うことができます。
4.除去カード
相手を除去して、仕切り直したりキリカの攻撃を通すためのカード。
厄介な能力を持ったユニットへの沈黙の英雄王トクリ、キリカが出てれば手軽に撃てる盤面流しのジョカ。
軽く撃てて横を除去できるJKスプレッドインフェルノも強力です。
ただ、ジョカを着地させたタイミングで盗賊の手を踏むとキリカが全員消滅するため注意
また普通のデッキでは使えないフリーズロイドが意外と役割を持てるのが面白い所。
「支払ったCPと除去した枚数、場に残るユニットのコスパの悪さ」が原因のCP余計に払うサイクルの弱さを、デスパレ踏み用ユニットとしても使えることで補っています。
5.メタに対するリカバリ手段
このデッキ最大の弱点は、自分のターン開始時という最悪のタイミングに使われるせいで確実に2枚のキリカが消滅する人身御供です。今でも珍獣系、赤単系に高確率で採用されています。
そのキリカを墓地に呼び戻すために入れられたのがこの男トト。
1回の人身御供であればトトのターン終了時効果で次ターンにはキリカ2体湧き、十分戦闘続行可能です。場に残れば完全に復帰できます。
最悪のパターンはトトを除去され人身御供を2回使われることですが、その場合はもう負けです。諦めてください。
6.手札補充
サリエルを使う以上、手札消費は割と激しいです。
それを補うために単純に枚数を確保できて、無理なくサリエルと一緒に使えるCPのフォースリベレーションを採用しています。
7.ポイント調整枠
とりあえず8ptであれば最悪何でもいい枠です。
デッキの圧縮ができるお手軽トリガーのクローン生成、攻撃しての自爆特攻が多いことを生かして道連れを入れてあります。
特殊な運用について
これらの中でも、普通のデッキであんまりやらない特殊な使い方や戦い方をするカードがいくつかあります。それについて捕捉を。
デスパレート
このデッキの核。
3回使って9枚の忍者を落とすカードですが、落とす順番が決まっています。
- ONI村長:デッキに残っていてもサリエルの生贄にしか使えないため不要。
- キリカ:デスパレ2発目までに忍者が1枚でも墓地に落ちていれば、次ターンから半端ながら湧き出すため。
- スコーピオ:サリエルの土台にするには重く、数合わせで早々に捨ててしまいたいため。
もし3回目までに忍者が全部落ちているようであれば、ポイント調整用に入れたカードを捨ててデッキを強くしておきましょう。
スプレッドインフェルノ+アイオーン
JKスプレッドインフェルノは2CPなので、軽減すれば6ターン目まではアイオーンに繋がります。
そのため、アイオーンの除去できる範囲が1体BP7000+ターン数×1000、ほか全体2000+ターン数×1000になります。
これは4ターン目から敵陣のみ全体6000除去をできるのと同じなので、高確率でキリカ3体の攻撃を通すことができます。
ギルガメッシュの隠された効果
相手が加護を単体で立ててきた場合に有効です。
キリカで2回殴ってブロックを促しレベル3にする事で、みんな忘れてるギルガメッシュの第2効果「レベル3のユニットを全破壊」を使うことができます。
お前無礼が目に余らないこともあったのね……。
対文明崩壊珍獣
これはカードの運用というより厄介な相手へのプレイなのですが、一応このカテゴリで説明してみます。
気をつけるのは簡単で、文明崩壊された瞬間にデスパレートを手札に握っていることのみです。
デスパレさえあれば、4ターン目5ターン目なら1ターンの複数回デスパレ発動ですぐにキリカ召喚まで漕ぎ着けられます。
デスパレを手札に入れる方法は、あえて3枚目を使わず取っておくかサリエルで回収するかの2択があるので、手札の回り方次第でどちらでもどうぞ。
デッキ改変時の注意事項
DOB更新時に間違いなく調整が必要ですし、自分好みに変える場合もあるでしょう。
特にDOB調整枠、スプレッドインフェルノじゃないJKは変更の余地があります。
その中で、このデッキでやらない方がいいことを3つほど呼びかけておきます。
忍者は2種以上混色しない
忍者1種類が別の色でも、1手目でデスパレしてしまえば関係ありません。しかし2種が他色はマズイです。
2回目のデスパレはキリカを捨てたい関係上、3回目(普通に回せば3ターン目)になる頃にはそのいらない忍者を引いている可能性がかなり高いです。
軽減できない上単体で使えないものを引くリスクが大きいので、やめておきましょう。
アンラマンユは入れない
これは墓地に決められたユニットがいないと機能しないデッキです。
しかもデスパレで9枚落としたお陰で圧縮された山札には強力な除去カードばかり溜まっている状態。
捨札戻したり山札を捨てたり入れ替えるとは言語道断。枚数が足りていれば問題ない従来のゾンビデッキとは勝手が違うため、避けましょう。
インセプは入れない
当然ながら、デスパレ3連続のサーチルートがブレるのは許容できません。
絶対にやめろ。
以上。
みんなもキリカちゃんを使ってあげて、クソカードから脳筋バカカードに認識を改めましょう!!!!!