COJ ポケットは課金ゲーである。
コードオブジョーカーポケットは課金ゲーである。望みはまだ無い。
どうやって生き残るかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗く煙たいところでチェーストォーチェーストォー泣いていた事だけは記憶している。
COJはそこで初めて無課金と言うものを見た。
しかしあとで聞くとそれはサブカ回しという無課金中で最も獰悪な種族であったそうだ。
このサブカ回しというのは、時々サテライトをを捕まえて占拠するという話である。
しかしその当時は何という客もなかったから別段恐ろしいとも思わなかった。
ただ店の席が埋まって人気ゲーと持ち上げられた時何だかガヤガヤした感じがあったばかりである。
スタミナ制の上で少し落ちついてサブカ回しの顔を見たのがいわゆる無課金というものの見始めであろう。
この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
第一コインを入れてゲームされべきはずの筐体に張り付いてまるで乞食だ。
その後微課金にもだいぶ逢ったがこんな迷惑には出会した事がない。
のみならず顔の皮のところがあまりにも重装甲している。
そうしてそのポケットの中から時折ガチャガチャとサブカを出す。どうも席が空かなくて実に弱った。
これが無課金者の回すサブカというものである事はようやくこの頃知った。
カードとの絆は永遠
引退すると言いましたが。
すまんがあれはウソだ！
……いえですね、身内大会があるんですよ。
その身内大会で、1発くらいドカンと勝ってやりたいんですよ。
カードが亜空間に飲まれたとはいえ、ダークカイザーのイベントやりたいですし、まだまだ未練があるわけです。
カードを失い考えました。
つまるところガイア、滅王、アポロン、ジョカ、魔法石、選ばれし者あたりが介在しないデッキを選べば、そこそこのお値段で戦えるわけです。
それからイベントとかブーストのPRカードも使わなければなおよし。
……ミリア珍獣とかいいじゃない？
参加者の一人が文明崩壊を余らせていることがわかってるので、当日すぐ返すからって借りることもできるわけです。
アレなら御供なくてもなんとかなるし何よりメインアカウントで文明崩壊7幻想のメロディー1の割合で出るほど縁があるから好きになったカードがあるし。
とゆーわけで。
文明崩壊借りればすぐ使えるように、トレード用サブカで1.4ex3のミリアほかを購入。
まず、文明崩壊がないミリア珍獣を作ります。
ついでにあわよくば幻想のメロディーが引ければ後でメインカードに移せるよね！
結果。
ミリア3枚の前に
文明崩壊
3枚引く
だが、ワシは心で理解した
お前が、
俺の、
魂のカードだあああああああアアアアアアあああぁぁあああァァァァ！！！！！！
てなわけで。
文明崩壊珍道中、始まります！
今日の最強カード
文明崩壊
デッキを全て捨ててカードを引くとかなっていますが、ひらたく言うとデッキを1周させながらお互いに1枚ドローするインターセプト。
何も考えずに撃つだけでは生かせない、専用構築が必要になるカードです。
ただその分その威力は絶大。今までできなかった無茶なデッキ構築が可能になります。
生かせるデッキの用途はこんな感じ
- サーチカードのサーチ先の復活
極端な構築のOC珍獣でもありますが、獣サーチを極端に積み込んでKPのOC率をガン上げするなどの使い方です。
- 極端に強いキーカードを3枚以上用意する
舞姫で顕著な、丹下のリンリンの復活。
文明崩壊さえあれば、珍獣で一周したりせずとも複数回発射できるとゆー寸法です。
これに慣れると
「もうリンリンは使い切った。私の戦場はここじゃない」文明崩壊
こんな感じになります。それでいいのです。
- トリガーインセプの底だまりの回避
珍獣デッキに投入できるトリガー、インターセプトの数は限界が決まっています。
なぜならCOJが、トリガーやインセプのサーチ手段は少なく、ユニットのサーチ手段は多いゲームだからです。
そのため、珍獣デッキが次の周回に回るにはトリガーとインセプが溜まった地層を掘り返す必要があります。
その脅威を排除できるのが文明崩壊
もしも文明崩壊というカードがなかったとしたら、恐らくミリア珍獣は安定したデッキとして完成していないことでしょう。
文明崩壊、大事！
そんなわけで
RP化しかねないくらいの絆で結ばれた魂のカード「文明崩壊」とともにこれから2ヶ月生きていきます
おわり
全カードを次元の狭間に吸い込まれると悲しい
どうも、ブログ主のはやです。
この度、COJを引退することになりました。
……これには悲しき理由があります。
そう、それはある火曜日のことでした……。
「ぐへへ……あと1日か2日ありゃあQ4だ……！
今のAデッキのパワーならいける……みんな焼き払って俺はQ4のプレートを手に入れるんだ……！」
疲れた頭で調子に乗りながら家路につき、電車の席に座ってtwitterを開きます。
すると、みんなが自分の中のCOJ史を語っていました。
(あー……そろそろver.2.0稼働だもんな……人に歴史あり人に歴史あり……)
そんな調子でタイムラインを追いかけてたら、ふと一つのツイートが目に止まります。
(転載許可済)
まあ、v2.0ともなれば一度死んで生まれ直す訳だしそうだよね！
そんな風に思いつつ、ぼくは明日の仕事やだなーと思いながら寝ました。
翌日。
空から降って湧いたタスクで頭を沸かせながらゲーセンに来ると、なんかCOJがいつもと違う。
なんか全体的に赤い。
で、ログインしようとしたら聞かれるわけです。
「ログインしたデータはコンバートされ、以前のデータでは使えなくなります。コンバートしますか？」
思ったこと。
「ああ、みんながしんみり振り返ってたのはこれが原因かぁ、ワシ情弱」
「昨日全力でやってたらワンチャンスQ4上がれたのになぁ、悔しき」
「コンバート？リフレクでよくあるもん、はやさん知ってるよ！他の店舗でもどうせ古い筐体ないんだし意味ないって！じゃあ聞くなよ！」
「マコちん氏はこれを知っていたんだなぁ！流石は関西の重鎮にしてブロウアップと壺の化身！」
ぼくは脊髄反射でコンバートしました。
結果。
「わあ、ダブルジョーカーだ！ワンハン片方安定！」(キャッキャッ)
「デフォルトにフラガラッハ入ってる！何故入れたし」(キャッキャッ)
「ジョーカーいっぱい撃てる！時の圧縮とアルカナジェネレーター3積みしよ」(キャッキャッ)
ぼくの1.4ex3までのカードプール(シヴァもアポロンもジョカも魔法石も3枚揃ってる)
友人のぱうえるさん(Q4)「GW身内大会やりましょう」
ぼく「カードが時空の狭間に飲まれて2ヶ月ほど帰ってこなくなった」
COJ
カードプールが亜空間から帰ってくるまで引退
実質コードオブジョーカーは引退です。
コードオブジョーカーSになったらまたやります。
みなさん
カードプールを次元の狭間に吸い込まれることのないように、くれぐれもお気をつけください！
除去するカードは強い
だから積みましょう。
7枚は欲しいです。
積みましょう。
終わり。
■□除去カードはこれくらい欲しい□■
にしてたら短いので、もっと色々言います！
除去カードの枚数ですが、
- 1体選択するタイプを6枚、
- 選択せず全体を除去するカードを1〜2枚
これくらい入れた方が良いです。
枚数の基準を決めた理由ですが、特にありません。
完全に根拠のない経験則です。
ただ、前のDOBシステムで何度もS〜Aデッキを組んできた頭の悪いクソデッカーの経験では、
これよりも破壊手段が少なかった場合には勝率3割を切ることが多かったように思います。
もちろん普通のデッキにはもっと大量の除去が組み込まれている訳ですから、最低ラインと考えていただきたいです。
■□除去がないと困る理由□■
COJはカードを出したターンには殴れない、召喚酔いするゲームです。
また、かつて更地オブジョーカーと言われたほど除去が強いゲームです。
と、すると、相手のフィールドにユニットが並ぶほど点をまとめて取られる可能性が上がるということになります。更地からの失点なら1点、高速のデッキで2点、速度に限界まで特化したデッキで3点くらいが限度でしょう。
また、相手のフィールドに残すと自分のユニットが破壊されやすくなる、効果持ちユニットも深刻です。
また、自分のキメたいコンボを防ぐカードが場に居座っているのも問題ですぜ。
つまるところ、攻撃は最大の防御。
除去抜くだけで攻撃と防御が疎かになるんだから、そりゃ優先して入れなきゃならんですよ。
自分がやりたいことする前に詰んだら、自分の組んだデッキの真髄を見せる前に相手のランカーデッキに轢き潰されるワケですから！
■□デッキに混ぜるだけのカンタンカードたち□■
では、デッキに入れると序盤の攻勢をしのぎやすく、後半にもイロイロ活躍してくれ、その上でデッキスペースをあまり取らない便利屋な奴らを紹介しましょ。
単体除去
ジャンプー
みんな知ってる、4CPで撃てる最も簡単な単体除去。
BP4000という頼りにならないようで意外と除去面倒なBPのユニットが残るというニクいやつ。
黄単の採用から赤での秩序対策まで、いいように使われる都合のいいウサギでもあります。
とりあえず序盤に相手が困ったユニットを展開してきたときに一役買ってくれます。
5CP払うと相手のユニット1体を選んで破壊する。OCさせると墓地から1枚回収する。
第一効果だけでお腹いっぱい、猿でもわかる万能除去ユニット。加護以外は大抵殺せるという、頼れるきれいなお姉さん。
とりあえず3枚入れると、相手のユニット1枚が原因で詰むということが少なくなります。攻めにも守りにも便利です。
角端くんを使うのも手ですが、BP2000は触れば死ぬレベルなので、不死を生贄に捧げて相手を破壊する隠された効果もあって盤面も硬くなるこちらの方が信頼性高めです。
ライオンハートガール
CP2で相手に強制防御をつける、低コストで使いやすい擬似除去ユニット。ホークアイガールとも呼ぶ。
緑色は除去が少なく、相手のフィールドに残ったユニットから盤面が崩されて負けるというパターンが怖いので、こういったユニットで相手のフィールドのユニットを定期的に減らしていきたいですね。
人身御供
CP1。相手ターン開始時に2体を選択して消滅させる。ただし自分のフィールドもカラになる。
手軽に入れても腐らず、軽いため、除去経路をバラけさせるのに最適なカードです。
赤でのミューズ対策に入れられることが多いほか、序盤が弱いデッキやサーチャーの多いデッキでも怒涛の活躍をします。
次、全体除去
始世姫ジョカ
以上だ！
割と冗談ではなく、デッキスペースを取らずに入れられる、唯一の全体除去です。条件はあってもリスク少なめ。
良くも悪くも現在のCOJの動きを規定しているユニットで、3体ユニット残して撤退を意識するようになって初級者、撃てなかったり撃たせていい状況を見極めて撤退しないケースを考えられて中級者、相手の動きから手札のジョカの香りを読み取れて上級者。
積極的に振り回すカードでこそないのですが、1枚あると詰み盤面を減らせます。2枚あれば盤石、3枚あると多すぎて腐るでしょう。
除去カードを少ないスペースに止めて自分の入れたいカードを入れるために、1枚は確保しておくことをオススメします。
ほか、黄色のデッキなら毘沙門、赤いデッキならガイアが考えられます。その場合、最低でも進化:低コストユニットの比率が1:2にはなるようにしましょう。腐ります。
このあたりでしょう。
なるべく少ないスペースに除去を詰め込んで、レッツエンジョイクソデッキライフ！
次回、私がCOJ引退する話です。
今日の最強4ptカード
ファニーテイマー
2CPで出せる単体火力ユニットです。
火力が安定せず、自分も焼いてしまうせいで使いにくいユニットではありますが、ガイアやシヴァの焼ききれなかった分など、一歩手の届かないところを焼くのに適しています。
また、なんとなく置いてあるサーチャーを焼いて相手の頭数を減らすことも得意です。いざとなれば軽減に送ってやれるのも強みの一つ。意外にも痒いところに手が届きます。
Aデッキはおいしい
Aデッキはちょっと負けてもAPが燃えません。
滅王アレキサンダーが流行っているとあまり使わないのですが、自分の「カーバンくん育成侍」はその構成。
3割でも勝てれば十分です。
デッキパワー低くなりすぎないAデッキだと気が楽ですね。
おわり。
■□Aデッキの組み方について□■
なんてのは無責任なので、Aデッキの組み方について記事書きますです。ハイ。
基本的なデッキオリジナリティボーナス(DOB)の話ですが、現在オリジナルポイントが80pt以上でAデッキになります。
そしてAデッキは、勝利した時に増えるAPが1.8倍になります。
これならそうそうAPが燃えることもなく、安心してクソデッキを回すことができるワケです。
では、今のAデッキはどんな風に組めばいいかというと
オリポ4ptカードのカードを20枚入れればいいだけです。
とはいえ普通に組んだら1ptカードが混じることが多いため、強力な1ptカードを見繕って、4pt 18枚、1pt 8枚、0pt 14枚くらいをオススメします。
序盤戦を侍で乗り切り、一回相手がリセット系のカードを吐いた辺りで神獣に動きをシフトさせます。
シヴァやベルゼが万能カードとしてどこからでも出てくる環境でなくなった今は、リセットカードを1枚吐かせた後の黄金蝶が生き残りやすいので、不滅つけたカーバンくんとターミネイトオーダーでなんとかするって寸法です。ガイアは1発でカーバンごと殺すことはできないんですヨ？
■□今すぐできる！安全なオリボの稼ぎ方□■
Aデッキを作る際に、まず確認しておくことがあります。
それは、自分の入れたいカードについているポイントと、狙い目の4ptユニットです。
- 自分の入れたいカード
だいたいクソデッキ組みたくてこのブログを読むひとは、入れたいカードが4ptか6ptだと思います。まずそのカードを入れるべきです。
それがユニットなら3枚、トリガー、インセプならとりあえず1枚にしておきましょう。発動条件やCPが軽いなら2枚入れてもいいです。
ユニット以外は軽減に使えないので事故の原因となります。
- 狙い目の4ptユニット
CPが3以下で、自分のデッキにマッチしていて、環境のデッキに対して有利を取ることがあるユニットを探してください。自分の組むデッキの短所を補える、もしくは長所を伸ばせるユニットをそこで選択しましょう。
16/4/6現在のオリボで、あまりデッキを選ばずに入れることのでき、環境の中の強カードや戦術にとって適度に邪魔になる4ptユニットを挙げてみました。
赤の進化に関しては別で、赤の毘沙門ガイア、珍獣誅殺マシーンマーヤ、痒いところに手がとどくリリムの3人に居場所を奪われたり、滅王の向かい風やスルトの姐さんに追い出されたスッゴイカワイソ生物たちなので、秘めたカードパワーはかなりのものです。進化ユニットが多くなりすぎない程度に入れてあげると、DOB以上の働きをしてくれることでしょう。
- 使いたいユニットの種族サーチトリガー
武身と、テンプレOC珍獣に使われる魔導士、珍獣、獣以外の種族サーチトリガーは大抵4ptついています。
これらのカードは、サーチ先の種族を採用している枚数の1/3くらいまでなら、複数積み込んでも事故りません。
採用したいユニットがいない場合はこの辺りでポイントを稼いでもいいです。
そんなわけで、こいつら優秀な4ptカードと、自分の好きなカードを組み合わせてオリボAを狙って行くことになるでしょう。
6ptカードを大量に採用するのはなるべく避けて下さい。軽く触れてポイント調整程度にとどめる方が無難です。
■□低ポイントカードの使いどころ□■
コスト低めで割と使えるカードでポイントを稼いだので、その他のカードを何に使うかという話になってきます。
その場合、なるべく以下のような優先順位でランキング上位のカードを選んで下さい。
除去＞盤面構築＞手札補充＞メタカード＞特定カードのサーチ＞ハンデス
DOBの高いハンデスを組みたい人に、言っておくことがあります。
ハンデス以外のカードのパワーが足りないと死ぬぞ、と。
DOBを稼ぐならポイズンディナーやセレニティナース等、ミイラくん以外のハンデスの質を優先して落とした方が経験上マシな結果が出ます。
サーチ珍獣については、使う必要のある進化ユニットがいる場合のみ例外的に採用してください。
ただ回転率を上げるために採用すると都合12点のオリポが消えると肝に銘じて下さい。
と、いう訳で。
次回、除去カードを優先する理由
今日の最強4ptカード
パンドラ
- 秩序持ちの2CP魔導士ユニット。
- 対戦相手のターン開始時に、相手ユニット全体の基本BPを-1000する効果を持っている。
- ただしデメリットとして、自ターン開始時に自分の基本BPが3000下がる。
- 破壊された時にCPを+1するトリッキーな効果持ち
珍獣をまとめて一掃できる貴重な4ptユニットで、赤青の滅王ガイアデッキ相手への嫌がらせにも最適です。
ガイアで生き残る前提で並べているBP8000のユニットを台無しにできる上、自分自身は秩序の盾でガイアが効かない。
滅王で沈黙するとその時点でBP低下が止まるので、5000BPのままになる。緑の5000は武器破壊を構えれば9000までを戦闘破壊できる、戦うために十分なBP。
効果の発動が遅いので攻めにこそ向かないが、十分な強さを持ったカードです。
ランカーのデッキは強い
■□ランカーのデッキはとてもつよい□■
ランカーのデッキは強いです。
とても強いので、僕らがデッキを考える必要はありません。
堂々とコピーして使いましょう。
自分でデッキを組んだりいじったりする必要はありません。丸コピから下手に改変すると弱くなります。
終わり。
……………………やだ！
■□それじゃ満足できねぇ！人のために□■
ランカーのデッキは強いです。
だからと言ってコピーして使うなんてプライドが許さんって人もいると思います。
しかし、せっかく目の前に職人の作った熟練のデッキがあるわけですから、見て技術を盗まない手はありません。
つまり、彼らのデッキから「強い」成分を抜き出すことができれば、ある程度強い自作デッキができるはず。
というわけで、なぜランカーのデッキが強いか、Jランクなりに分析していくつか特徴を挙げましょう！
- 強いカード、強いカードを補佐するカード、強いカードを引くためのカード、相手の強いカードを止めるカードしか入ってない
当たり前なんですがまあ……
ちょっと古いレシピですが、赤青魔手ハンデス。
筋肉ムキムキのユニットで除去しにくい状態に持っていきつつ、無理に除去すれば相手の手札を枯らしに動き、盤面を整えようとすればリセットカードで更地にし、相手のユニットの効果を消し飛ばして防御に入るというハンドアドとボードアドの塊みたいな傑作デッキ。
前期爆発的に流行り、1日の7割くらいがこれだったからぶちギレてニケバアル握った日もあるほど。(ちなみにバアルを沈黙させられた上に魔手で次の手を削られて無事死亡しました)
このデッキはお手本のように、
・強いカード
・強いカードを補佐するカード
・強いカードを呼び込むためのカード
・相手の強いカードを止めるカード
しか入っていません。
妨害戦術を得意とするので強いカード＝相手の強いカードを止めるカードみたいなところありますけどまあ。
相手の手札を減らしながら自分はムキムキマッシヴなユニットを並べ、息切れした相手に盤面リセットというテーマに沿ったカードでまとまっています。
- 事故らない構築をする
試合を通して引くカードの順番が制御されており、事故が発生しにくくなっています。
テンプレOC珍獣あたりが顕著です。
黄色で珍獣と1:1の比率になっていて、なおかつ魔導の館でのアクセスもできるので、カンナを真っ先に完成させらるようにできています。
中盤も、ＫＰを使ったラッシュに自然に繋がるように他のOCユニットも揃い始めます。
デッキ1周ギリギリの底に溜まったトリガーインセプはオーバーライド、トリックオアトリートの第二効果で無理やり引いて次の周へ。
……といった感じで、構築時点で何のカードをいつ出すのかが決まっており、このデッキを回していくとだいたい似たような流れで欲しいカードを呼び込めるようになっています。
リプレイでランカーさんがガンガンカードをオーバーライドさせて完成させているのは決して運ゲーではないのです。
初手でバンシーを出して次のターンに出すロキを引いてきたり、初手でオータムロイドや軽減ミョルニルを出して「選ばれし者」を引いてくるのも同じです。
デッキ構築の基本ですが、先攻と後攻で出すべきカードを先に決めておくのも一種のデッキ回しの円滑化でしょうか。
- 勝ち筋を明確に意識する
どうやって勝つのか、その手段が決まっています。それはハンデスして相手の攻めから逃げ切るだったり、更地にして相手の攻め手を止めながらスピードムーブを走らせるだったり、相手との並べ合いに持ち込んで除去しきれない状態で殴るだったりします。
緑アグロは、その中でも正気を疑うほど勝ち筋にのみ特化されているので、それが顕著です。
先攻アサルトエンジェル！後攻アサルトエンジェル！パンチパンチパンチパンチパンチパンチパンチ！相手死んだ！以外の勝ち筋を捨て、速攻で勝てなければ次の試合へ行くことを躊躇しない、時間当たりのAP効率を重視したヤクザデッキです。
必要なカードを持ち込むとかそういう問題ではなく、序盤から全力を出して相手をぶち殺します。
……極端なので、あんまり参考になんないかも……。
- 除去手段を散らす
一つの耐性ユニットで詰まないよう、ランカーのデッキは大抵除去手段の属性を散らして複数枚積んでいます。
舞姫アリアンが顕著でしょうか。
1つのデッキに詰まないよう、複数の除去手段が織り混ざったデッキです。
内容は「焼き」「消滅」「破壊」の3種で、かつ加護で詰まないよう「単体指定」「非指定」が組み合わさっています。
雑魚にはリンリンの焼き、「加護」にはガイア毘沙門、「秩序の盾」にはアリアン毘沙門、「消滅耐性」にはリンリンガイアで対応し、敵を除去して点を取ります。
舞姫アリアンは除去力が高いデッキなのでともかく、他のレシピでも最低6枚〜8枚は除去カードを積んでいる印象があります。
■□どこを見習おう□■
普通に自分なりのデッキを組んで戦いたい人は、上のことに気をつけて組みましょう。
特に序盤〜中盤に欲しいカードを手札に加えることと、勝ち筋を意識して方向性をまとめることが大切だと思います。今回書いていませんが、コストバランスなんかも考えるべきですね。
で、オリジナルのデッキを作って、自分の大好きなコンボを組んで、主にAデッキくらいのdobを狙う人には一つ言っておかなければなりません。
上全部を達成するのは諦めましょう。
いや、だって「ケルピーを虹色のキャンバスで走らせて相手の後続を消し飛ばすっピー！吹き飛ばすぜケルピー！ピッピッー！」って言ってる人に「ケルピーいらないから抜けよ」とは言えないでしょ。言われても抜かないよぼく。
それならデッキを回しやすくするために消滅回収のギミックを混ぜるとか虹色のキャンバスを共有できる汎用性高いユニット入れたりするよ！
と、いうわけで
次回、A以上のデッキを組むときの注意点
をやります。多分。
※一部デッキテンプレの見つからなかった部分はうろ覚えから補っているので、若干差があるかも知れません。
ドーモ＝ハジメマシテ
皆さん、クソデッキは好きですか？僕は大好きです。
意味不明なコンボで相手をわからん殺しするのも好きだし、自分で組んだ極端なデッキがメタにぴったりハマるのも好き。「なんだこいつ！」みたいなデッキで環境デッキをコピーした相手を殴り倒したら最高に気持ちいい！！
どうも初めまして、はやと申します。
